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投 資 信 託 等 の 乗 換 え 勧 誘 時 の 説 明 義 務 に 関 す る Q & A
(平14.1.24)
1.「乗換え勧誘」に該当するケースはどのような場合ですか。
(答)乗換え勧誘に該当すると考えられる事例として次のような場合が挙げられます。
① 当初は、新規の資金で投資信託の買付けを勧めていたが、顧客が買付け資金を
手当てできないということなので現在保有している投資信託を売却して買付ける ことを勧めた場合
② 営業員が電話、訪問などで売り・買いをセットで勧誘し、実際の買付け及び売 付けはインターネットで発注し、取引する場合
③ 売り・買いをセットで勧誘しているが、買い付ける投資信託の買付け資金が一
旦MRF、MMF等の規制対象外となっている投資信託を経由して充当される場 合
④ 顧客から資金運用に関する相談を持ち掛けられ、相談に応じる中で投資信託の
売り・買いをセットで勧誘した場合
⑤ 売り・買いをセットで勧誘しているが、当該投資信託の買い代金は他の商品の
売り代金(あるいは別途の資金)で充当している場合(あるいは、売り代金が一 旦顧客に返金されて、買い代金として再度入金される場合)
2.「乗換え勧誘」に該当しないケースはどのような場合ですか。
(答)乗換え勧誘に該当しない事例としては次のような場合が挙げられます。ただし、
実際の顧客への勧誘状況によっては乗換え勧誘に該当する場合も有り得ますので ご留意ください。
① 当初は、新規の資金で投資信託の買付けを勧め、その結果顧客が投資信託を買
付けて受渡が終了した後、顧客より資金が必要であることを相談され、別の投資 信託の売却を勧めた場合
② 新規の資金で投資信託の買付けを勧誘し、顧客がそれに応じて、約定が成立し
た場合で、その受渡日(払込日)までの間に顧客の判断で(営業員からは売付け
信託を売却した場合
③ 明らかに営業員からの勧誘がなく、顧客から銘柄指定により乗換える旨の指示 があった場合
3.説明義務の対象外とされる投資信託等は、ガイドラインに例示されている もの以外にもありますか。
(答)説明義務の対象外とされる投資信託等は、①「証券会社に関する内閣府令」第2
1条第2号イからハまでに掲げるもの及びこれらと同様の性質を有するもの、並び
に②証券取引所等に上場されているものです。
したがって、これらに該当する投資信託等であれば対象外になります。例えば、
FFF( フリーファイナンシャルファンド ) については上記①に該当するFFFで
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4.乗換え勧誘時に説明する重要な事項については、具体的にそれぞれどの程 度の説明を行うのですか。
(答)個々の投資信託の商品性等に応じて説明することになりますが、具体例としては 次のような説明内容が考えられます。
① 内国投信間の乗換えの例
説明事項 解約する投信の説明内容 取得する投信の説明内容
ファンドの名称 国内公社債オープンファン
ドです。
国 内 株 式 オ ー プ ン フ ァ ン ドです。
内国投信・外国投信の別 ―――― ――――
建て通貨 ―――― ――――
ファンドの性格 わが国の中期公社債を主要
投資対象とし、安定した収 益の確保を目標とします。 毎決算時(年4回)に、基 準価額水準、市況動向等を 勘案して収益分配を行う方 針です。
中長期的な観点から、わが 国の株式市場全体(東証株 価指数)の動きを上回る投 資 成 果 の 獲 得 を 目 指 し ま す。
わ が 国 の 証 券 取 引 所 上 場 株 式 及 び 店 頭 登 録 株 式 を 主要投資対象とします。 毎決算時(年1回)に、基 準価額水準、市況動向等を 勘 案 し て 収 益 分 配 を 行 う 方針です。
解約する投資信託等の状 況
個別元本が○ ○ ○ 円、直近
の解約価額が○ ○ ○ 円です
から、解約手数料と源泉徴 収税を差し引くと概算で○ 円の収益が見込まれます。
――――
解約手数料又は取得手数 料
(解約手数料がある場合) 解約手数料が解約申込日の
基 準 価 額 の ○ % か か り ま
す。
償 還 乗 換 え に よ る 取 得 の 場合ですから、取得手数料 をいただきません。
解約に係る課税関係 個別元本と基準価額の差額
に対して、20%の源泉徴 収税が課税されます。
――――
その他の費用 解約申込日の翌営業日の基
準価額の○ %が信託財産留
保金としてかかります。
② 外国投信間の乗換えの例
説明事項 売付ける投信の説明内容 取得する投信の説明内容
ファンドの名称 米国公社債オープンファン
ドです。
ヨ ー ロ ッ パ 株 式 フ ァ ン ド です。
内国投信・外国投信の別 ―――― ――――
建て通貨 米ドル建です。 ユーロ建です。
ファンドの性格 主に、米国の格付け機関か
ら高格付けを取得している (S&P社からA格以上の格 付けを取得している等)米 国債券に投資することによ り、元本の維持及び安定し た金利収益を得ることを目 的とします。
毎月、収益分配を行う方針 です。
元 本 の 長 期 的 な 増 加 を 目 標とします。
主に、ヨーロッパの企業の 株 式 又 は ヨ ー ロ ッ パ の 証 券 取 引 所 に 上 場 し て い る 株式に投資します。 毎決算時(年1回)に、収 益分配を行う方針です。
当初2年間はクローズド期
間となっていますので、原 則として換金できません。
解 約 す る 投 資 信 託 等 の 状況
直近の買戻価格で計算する
と、約○ ドル(約○ 円)の
利益となります。
――――
解 約 手 数 料 又 は 取 得 手 数料
売却の際に(買取り)手数 料はかかりません。
取得代金が 500 万円まで
は、3%の手数料がかかり ます。
解約に係る課税関係 売却の際には課税されませ
ん。
――――
その他の費用 ―――― ――――
( 注) 上記の内容はあくまでも例示です。実際の乗換え勧誘時においては状況に応
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5.社内記録に係るモニタリングは具体的にどのように行うのですか。
(答)モニタリングとは、定期的に投資信託の乗換えに際して説明した内容や説明時の
状況について確認し、適切な乗換え勧誘が行われているかをチェックすることをい
います。具体的にどのように行うかは協会員が実情に応じて決定することになりま す。したがって、定型的あるいは画一的なものではありません。
具体例としては、次のようなことが考えられます。
定期的に、内部管理部門の担当者が、社内記録に基づいて乗換え勧誘の有無、説
明の実績(説明の内容や説明時の状況)等を確認し、乗換えに際して顧客の適合性
等の観点から適切な説明が行われているかどうかをチェックする。また、乗換えの
勧誘の有無に係る記録に基づき、必要に応じて、営業員に取引の状況等を確認する。
6.社内記録はどれくらいの期間保存する必要がありますか。
(答)ルールとしては定めがありません。したがって、社内外の検査への対応、他の帳
簿書類の保存期間などを勘案し、各協会員において適宜の期間を決めて保存するこ とになります。
7.ガイドラインの(別添)「投資信託等の乗換え勧誘に係る記録(雛型)」には、
乗換え勧誘時の説明事項及び内容が記載されていますが、これは別の用紙に 記録されていてもよいですか。
(答)別添の社内記録の様式はあくまでも例示であり、定型的なものではありません。
解約する投信と取得する投信のそれぞれの説明内容が別の用紙に記録されていて